chiaki's memo

歌ってたり、歌ってなかったり どうでもいい話が8割。

B♮

やっとこさライブのフライヤーできました。
7月29日の15時から大阪バンブークラブで2年以上ぶりくらいにライブをやります。
詳細こちらにも

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この一ヶ月くらい、体調があまり良くなかったりもあって
インプットが多かった。
いろいろちょこちょこライブに行ったりがほとんどだったけれども
規模的に一番大きいかったのはBianca Gismonti Trioのワークショップとライブ。
ブラジリアン・ポップ・ミュージックにはそんなに明るくないのだけれども
だいぶ前から予約していたのでせっかくなので一日通しで。

なんというか、自然体ハンパない3人。
ブラジルの人だからなの?なんなの…?
「ブラジル音楽のフィーリングを日本人がつけるにはどういうことをすればいいか」という問いも
「勉強というより、ただ私達の音楽を楽しんでるだけだから!」
チャーリー・パーカービバップを学校で勉強したか?」みたいなことをおっしゃっており
ををををぅ…となったけど、日本人は勉強したいんだよう…!

いやしかし、最近自分で何かを「楽しんだ」だろうか。
音楽を聴くことですらしんどくなる日だってあって。
「なにかしなくちゃいけない」「なにか得ないといけない」と思っているのか
そのあたりのところ、きっとブラジルとの越えられない壁…。

ライブはうっかり遅めに行ったら、良い席はほぼほぼ埋まっており、
ドラム真後ろのある意味いい席…。
ドラマーの背中をずっとライブ中見つめておりましたが
すっげえ体幹。正しい位置に頭蓋骨が乗っている。
そんな人を久々に見た。
いや、そこまで正しい位置の人初めてだったかもしれない。
ワークショップでは「リズムがずれるのがブラジル音楽。
日本人の演奏するブラジル音楽はきっちりすぎて
ブラジル音楽じゃない」とおっしゃっておりましたが
ずれるとかずれないとかの次元の問題じゃない気がする。

そしてこの席、Bianca氏だけでジョビンのメドレーを弾き語るとき
Bianca氏の真正面になるという副産物ありでした。

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今度7月のライブにご一緒いただく、
ベースの甲斐君のライブにも数日前に行ったのですがなんせ、自然体。
Bianca然り、演奏において必要なものって
「自然体」に優るものはないかもしれない。
子供の頃からも大人になってからも、いろんなことに縛られたり
自分自身でも決めつけて縛ってしまったり
「自然」でいられることってなかなか難しいことで
いろんな殻をかぶりまくって生きているんだなあ、と考えると
もはやそんなん嫌だ!となっております。

「気負わない」と思うと、私の場合は
「気負ってはいけない!気負っちゃダメだダメだダメだ」となるので
「自然体」を目標に、もうダイブの時期ですよということなのかなと思っています。

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音楽は「聴くこと」。自然体で聴くことが最優先できたら良いなあ。